連載「DARK SIDE OF THE ZZZooN」第20回
[20]
〜Another Story of ZZZoo④〜
ライブが終わって楽屋に押しかけた「俺をバンドに入れてください!」と詰め寄った。
まだ汗を吹きながら着替えてもないメンバーの頭に?マークが浮かぶ。
ターンテーブルをやっていたメンバーが静かにこちらに寄ってきて「このバンドはギャラ少ないけどいいの?俺はさっきの司会者の2人がこれから戸川純の誕生日パーティーで司会するからってDJで呼ばれたから行ってくるよ。キミ加入したら?」と耳打ちして「古舘伊知郎とGWINKOもパーティー来るんだってさ!」とこちらを向き親指を立てウキウキしながら会場を去って行ってしまった。
静まり返った楽屋。
学校で同級生とバンドを組んでドラムを叩いていると話す俺に
「次のライブ6/29にshowboatでワンマンだけどやる気あるなら入っていいよ」
クールなギタリストがタバコに火をつけながら俺を見た。
考える余地はなかった。
ライブまではあと少ししかない。
急展開に少し焦ったのは事実だが自分から志願したのだからやらなくては。
こうしてZZZooに加入した俺の人生がこの先どんどん予想もしない方向へ加速してゆくことはまだこの時の俺は知る由もないのであった。
(つづく…のか?)
ライブが終わって楽屋に押しかけた「俺をバンドに入れてください!」と詰め寄った。
まだ汗を吹きながら着替えてもないメンバーの頭に?マークが浮かぶ。
ターンテーブルをやっていたメンバーが静かにこちらに寄ってきて「このバンドはギャラ少ないけどいいの?俺はさっきの司会者の2人がこれから戸川純の誕生日パーティーで司会するからってDJで呼ばれたから行ってくるよ。キミ加入したら?」と耳打ちして「古舘伊知郎とGWINKOもパーティー来るんだってさ!」とこちらを向き親指を立てウキウキしながら会場を去って行ってしまった。
静まり返った楽屋。
学校で同級生とバンドを組んでドラムを叩いていると話す俺に
「次のライブ6/29にshowboatでワンマンだけどやる気あるなら入っていいよ」
クールなギタリストがタバコに火をつけながら俺を見た。
考える余地はなかった。
ライブまではあと少ししかない。
急展開に少し焦ったのは事実だが自分から志願したのだからやらなくては。
こうしてZZZooに加入した俺の人生がこの先どんどん予想もしない方向へ加速してゆくことはまだこの時の俺は知る由もないのであった。
(つづく…のか?)
KAZI