連載「DARK SIDE OF THE ZZZooN」第14回



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あー終わっちゃったなー。今回も非常に楽しい時間を過ごせました。みなさま本当にありがとう。

そんな訳で、ZZZooは会う度やる度本当に楽しいのですが、何でですかね〜。とにかく一緒に居て楽しい。一緒に音を出してて楽しい。そういうバンドが嬉しい。そんな気持ちが皆さんにも伝われば最高です。

さて今回はそんなZZZooの1stスタジオ音源のミックスをした時の話を少々。1月某日、現場からタバタスタジオに直行した。先日録ったスタジオ音源のミックスだ。スタジオと名打っているが、外観は普通の一軒家。到着してピンポンを鳴らす。

あぁ、何か気持ち的には「ターバーターくーん、あそーぼー」といった感じで、奥さまにお出迎えされて2階へ。ドアを開けると、部屋中にギューギューに座ったメンバーの「おー、おつかれー」「お疲れっす〜」的な声に迎えられる。なんだコレ。まるで地元の友達んちに集まって、あーでも無いこーでも無い駄弁ってる気分だ。

アレやコレや作業して、ギャハギャハ笑いあって、みんなで外に出てタバコ吸って、またアレやコレやでギャハギャハ笑う。まさかこの歳になって、こんなバンドを組めるとは思わなかったな。

一通り作業が終わって、音源をCD-Rに落としながらタバタンカレーをご馳走になって、ふと気付くと終電がヤバい時間に。森川君が何時までの電車に乗らないと間に合わない!と言うので、僕の車にみんなを乗せて猛ダッシュで高円寺に向かった。ギリギリ5分前くらいに送り届け胸を撫で下ろし帰宅した。

ところがその後衝撃のLINEが!

スピード違反のリスクを犯して、あれ程急いで送り届けたにもかかわらず、なんと官房長官、山手線で寝てしまい乗り過ごして帰れないと言うでは無いか。その後どのように帰宅したのかは知る由も無いが、そんな落ちの付いた1st音源は素晴らしい出来となりました。

そして1月のワンマンで完売していた音源を、今回bandcampにて購入出来るようになりました。

thezzzoo.bandcamp.com

緊迫の演奏の裏にある、ほのぼのとしたZZZooを想像しながら是非ご堪能下さい。そして次回ワンマンでは2nd音源リリースです。ZZZooの加速まだまだ止まりませんよー。

DEN